練馬区石神井町の内科、
石神井公園駅前えんじゅ内科クリニック

苦痛の少ない内視鏡検査、男性更年期障害を中心に
幅広い治療を行います。

〒177-0041
東京都練馬区石神井町3丁目24-7 岩田ビル3階

西武池袋線「石神井公園駅」西口より徒歩0分

ブログ

“お腹にくる風邪”が流行っているようです

このところ、お腹が痛くて下痢をして、熱も出る、という”お腹にくる風邪”がポツポツ流行っているような感じです。同じような症状の患者さんが続いていますので、ご注意下さい。混み合った電車やバスなどではマスクをして、帰ったら手を洗い、うがいをしましょう。まあ、人混みのなかに行かないのが一番なのですが、東京ではどうしてもそれは回避できないことも多いですね。

「胃腸は第二の脳」というのはなるほどよく言ったものだなと思います。実際そうかも知れません。 お腹の調子が悪いと、気分も良くなくなります。ところで、頑固な便秘や下痢~便秘を繰り返す人、常に便が緩い人は、善玉腸内細菌よりも悪玉の方が勝っていて、「インドール」という悪玉物質を作るそうです。そうすると、体臭や口臭、おならが妙に臭い、などの症状が出てくるようです。昔、頑固な便秘の友人がいて、その人のあとにトイレに入ると「臭い」を通り越して目にしみるというか、刺激臭めいた異臭が染みつくように個室に漂っており、耐えられずにすぐにその場から出た記憶があります。

善玉腸内細菌をもっとも効率よく増やすにはどうすれば良いのでしょう。まだ明確な答えはありません。ヨーグルトや納豆などを食べる、乳酸菌飲料を飲む、などなどありますが、これらは毎日食べ続けていれば、お腹の調子は少し改善するかも知れません。ただし止めたらすぐに元に戻ると言われています。

私のお薦めは、「毎朝爽快」という飲み物です(ストレートなネーミングですよね)。これにはラクチュロースという、善玉腸内フローラの餌が含まれており、これを飲むと善玉腸内細菌が増えるそうです。実際、私はお腹が緩い方で、モニターで1週間分(7個)当たり、飲んでみたのですが3,4日でするするとちょうど良いお通じになり、私個人としては乳酸菌飲料より効果がありました。

後日、箱買いして毎日飲んでいた時期があります。今は止めていますが。特保とはいえ飲み物(食品)なので、好き嫌いや個人差があると思いますが、下痢気味の人でも便秘気味の人でも、効く人には効くので、お通じでお困りの方は飲んでみられてはいかがでしょう。

それでも、もし体臭や口臭まで臭くなるほど腸内フローラが悪玉菌に冒されている方は、当院におこし下さいませ。

 

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AGEってご存じですか?

時々テレビでも取り上げられるので、ご存じの方もいらっしゃるとおもいますが、AGEというのは、いわゆる「錆び付き度」とでもいえばいいでしょうか。

糖化産物というぐらいですから、糖尿病のかたはこれが高くなるようですが、そうでない人も、年齢に伴って蓄積されてくるようです。
これもまた運動(有酸素運動)で改善することができるそうですが、なかなか多忙な生活を送る人は、運動する時間を取るのはむずかしいことも多いですよね。

詳しく説明しますと、終末糖化産物/AGEs(Advanced Glycation End-products)(エージーイー)は、グルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)などの単糖がタンパク質・脂質・核酸などのアミノ基と非酵素的に糖化反応を起こし、形成・蓄積される老化物質です。
加齢や糖尿病・メタボ・腎障害などの生活習慣病を抱えた患者さんでは、AGEsの形成・蓄積が亢進することが知られています。
また最近になり、AGEsは食事からも体内に取り込まれることがわかってきました。
これまでの多くの臨床研究によりAGEsの蓄積が、糖尿病・心血管病・がん・骨粗鬆症・アルツハイマー病・更年期障害・歯周病・脂肪肝・腎障害・筋力の低下・老け顔など実に多岐にわたる生活習慣病や老年兆候と関連することが報告されています。

AGEsは世界で最も注目されている老化物質の一つだと言えます。そのAGEについて、テレビで詳しく取り上げられるそうなので、関心のある方はご覧くださいませ。

9月5日(今週木曜日)の18時55分から放送予定、テレビ東京『主治医が見つかる診療所スペシャル』にAGEs(終末糖化産物)研究の第一人者である山岸昌一先生(昭和大学医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門/主任教授)が出演し、AGEsについて解説される予定です。
◆テレビ東京『主治医が見つかる診療所スペシャル』
◆放映日時:2019年9月5日(木)18時55分~20時49分
◆テーマ:体のコゲとサビを防いで若返り&血糖値の新常識

ただ、このAGEを直接測定する機器は、現在のところ「医療機器」ではなく、その割に高価なんですよね。

ちなみに、当院で取り扱っている「カラダチェック」シリーズの中の「サビチェック」でも、この「錆び付き度」を測ることが出来ます。これは尿で調べますが、ほぼ同じものをみていると言っても良いでしょう。ご興味のある方はどうぞお申し付けください。

【転載】サプリメントの大半は心血管に効果なし

サプリメントが心臓の病気や脳卒中を予防できるかどうかを調べた論文を沢山拾い上げて、その効果の有無を調べた結果が有名な雑誌に載りました。

【以下、転載(むずかしいので、一部省略・簡略化してあります)】
米疾病対策センター(CDC)の調査によると、米国人の52%が日常的にサプリメントを摂取しており、購入費用の総額は年間310億ドルに上るという。しかし、大半のサプリメントは寿命の延伸や心血管疾患の予防に結び付かないことが示された。

・心血管リスク低下は減塩食、ω-3 PUFA、葉酸のみ
解析対象は、16種類のサプリメント(ビタミン、ミネラル、抗酸化物質など)と8種類の食事法(減塩食、低脂肪食など)が全死亡または心血管アウトカムに及ぼす影響を検討した試験227件を調べた。

・食事法に関しては、食塩摂取の減量により、正常血圧者の全死亡リスクが10%低下し、高血圧患者の心血管死リスクは33%低下した。

・サプリメントに関しては、長鎖ω-3多価不飽和脂肪酸(ω-3)サプリメントの摂取により、心筋梗塞リスクが8%低下し、冠動脈性心疾患リスクが7%低下した。

・また、葉酸サプリメントの摂取により、脳卒中リスクが20%低下した。

・Ca+ビタミンD複合サプリでは脳卒中リスク上昇
一方、カルシウム(Ca)+ビタミンD複合サプリメントの摂取では、脳卒中リスクが17%上昇した。Ca単独またはビタミンD単独のサプリメント摂取では、健康上のリスクもベネフィットも認められなかった。

この研究の責任者は「大半の健康な成人は、サプリメントを摂取する必要がないというデータが増えつつある。心疾患の予防においては健康的な食事から栄養を摂取すべきである」と述べている。
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…という結論でしたが、あくまでこれは「心臓・血管の病気」に関しては、という但し書きがつきますし、こういうとにかく沢山の論文を集めてその是非を問う「メタアナリシス」は統計学のマジックでコロコロ変わることがあります。

それに実際には、減塩・ω-3脂肪酸・葉酸のサプリメントは、ある程度リスクを減らしているという結果も出ているので、減塩することはOK、ω-3脂肪酸や葉酸は飲んでもOKですね。

これで短絡的に「サプリメントは意味がない」というのは性急でしょうね。他の病気では、実際に効果があるサプリメントもあるのですから。

しかし減塩が心臓血管系の病気の死亡リスクを減らすとは。私、減らさないとマズいですよ!

皆さんはいかがですか?

「シオチェック」でどれくらい減塩できているか、調べてみませんか?